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介護福祉士国家試験概要
オレンジハートスクール
試験概要
- 介護福祉士とは
-
介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引等を含みます)を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行なうこと(以下「介護等」といいます)を業とする者で、国家試験に合格又は養成施設を修了した者が所定の登録を受けることにより、介護福祉士の資格を取得できるものです。
介護福祉士国家試験は、介護福祉士として必要な知識及び技能について行ないます。
Q
- 介護福祉士になるまでの流れ
-
精神保健福祉士になるには、下記の3つのステップをクリアする必要があります。
① 受験要件を満たす
② 「介護福祉士国家試験」に合格する。
③ 「介護福祉士」として登録する。
Q
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 令和8年1月25日(日曜日) |
| 試験時間 | (午前) 10時00分~11時45分 弱視等受験者(1.3倍) 10時~12時20分 点字等受験者(1.5倍) 10時~12時40分 EPA受験者(1.5倍) 10時~12時40分 EPA以外の外国人の方等で希望した受験者(1.5倍) 10時~12時40分 |
| (午後) 13時40分~15時35分 弱視等受験者(1.3倍) 13時40分~16時15分 点字等受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 EPA受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 EPA以外の外国人の方等で希望した受験者(1.5倍) 13時40分~16時35分 | |
| 受験手数料 | 18,380円 |
| 申込み期間 | 令和7年8月6日(水曜日)から9月5日(金曜日) 「受験申し込み手続き」へ |
| 合格発表日 | 令和8年3月16日(月曜日) 試験センターのHPに掲載 |
| 結果通知日 | 令和8年3月19日(木曜日) |
試験科目・問題数
| Aパート | 問題数 |
| ①人間の尊厳と自立 | 2 |
| ②介護の基本 | 10 |
| ③社会の理解 | 12 |
| ④人間関係とコミュニケーション | 4 |
| ⑤コミュニケーション技術 | 6 |
| ⑥生活支援技術 | 26 |
| Bパート | 問題数 |
| ⑦こころとからだのしくみ | 12 |
| ⑧発達と老化の理解 | 8 |
| ⑨認知症の理解 | 10 |
| ⑩障害の理解 | 10 |
| ⑪医療的ケア | 5 |
| Cパート | 問題数 |
| ⑫介護過程 | 8 |
| ⑬総合問題 | 12 |
| 合計 | 125 |
試験地
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
受験資格
- (1)介護福祉士養成施設(2年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方(注意1)
- (2)介護福祉士養成施設(1年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方(注意1)
- (3)3年以上(従業期間3年以上(1,095日以上)、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)で、実務者研修を修了した方(注意3)
- (4)3年以上(従業期間3年以上(1,095日以上)、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した方(注意3)
- (5)平成21年度以降に、福祉系高校に入学して、必要な科目を履修して卒業した方(注意1)
- (6)特例高校(高校:平成21~25、28~30年度・専攻科:平成21~25、28~31年度)に入学して、卒業した翌日以降に9ヶ月以上(従業期間9ヶ月以上(273日以上)、従事日数135日以上)介護等の業務に従事した方(注意2)
- (7)平成20年度以前に、福祉系高校に入学して、必要な科目を履修して卒業した方
- (8)EPA(経済連携協定)であって、3年以上(従業期間3年以上(1,095日以上)、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方(注意4)
- (注意1) 令和8年3月31日までに卒業する見込みの方を含みます。
- (注意2) 令和8年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。
- (注意3) 令和8年3月31日までに修了する見込みの方を含みます。
- (注意4) 介護等の業務については、令和8年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。
出題基準
(1)出題基準の基本的性格
出題基準は、試験委員が試験問題を作成するために用いる基準であることから、次のような基本的性格を有する。
- ア 出題基準は、あくまでも標準的な出題範囲の例示であって、出題範囲を厳密に限定するものではなく、また、作問方法や表現等を拘束するものではない。
- イ 介護とは、単に技術的な営みではなく、人間的・社会的な営みであり、総合的・多面的に理解されるべきものであることから、4領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア)を横断する総合問題を出題する。
- ウ 出題基準公表後の法改正による制度の重大な変更等、出題基準にない事項であっても、介護福祉士として習得すべき事項については、出題することができる。
- エ 関係学会等で学説として定まっていないものや、論議が分かれているものについては、その旨を配慮した出題を行なう。
(2)大・中・小項目の位置付けと関係
- ア 大項目は、中項目を束ねる見出しであり、試験科目全体の範囲を示すものである。
- イ 中項目は、試験の出題内容となる事項であり、試験問題はこの範囲から出題されることとなる。なお、中項目は、出題基準として、試験問題の出題範囲という観点から配列されているため、学問的な分類体系とは必ずしも一致しない。
- ウ 小項目は、中項目に関する事項をわかり易くするために例示した事項である。
- エ 出題は、この出題基準に盛り込まれた事項に限定されるものではなく、法律、政省令等に規定されている事項、厚生労働白書などの公刊物に記載されている事項などからも出題される。
(3)試験科目別出題基準
試験科目別出題基準は、別添のとおりである。
合格基準
(1)全パート受験した者
- ① 次のア、イの条件を満たした者を合格者とする。
- ② ア、イの条件を満たさない者でも、次のウの条件によりパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。
- ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数(以下、合格基準点という。)以上の得点の者。
- イ アを満たした者のうち、以下の11試験科目群すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本 ②社会の理解 ③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 ④生活支援技術 ⑤こころとからだのしくみ ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解 ⑧障害の理解 ⑨医療的ケア ⑩介護過程 ⑪総合問題
なお、配点は、1問1点の125点満点である。 - ウ 次のパート別内訳表のすべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。
| パート | 領域 | 試験科目 | 出題数 |
|---|---|---|---|
| Aパート | 人間と社会 | ①人間の尊厳と自立 | 2 |
| 介護 | ②介護の基本 | 10 | |
| 人間と社会 | ③社会の理解 | 12 | |
| 人間と社会 | ④人間関係とコミュニケーション | 4 | |
| 介護 | ⑤コミュニケーション技術 | 6 | |
| 介護 | ⑥生活支援技術 | 26 | |
| Bパート | こころとからだのしくみ | ⑦こころとからだのしくみ | 12 |
| こころとからだのしくみ | ⑧発達と老化の理解 | 8 | |
| こころとからだのしくみ | ⑨認知症の理解 | 10 | |
| こころとからだのしくみ | ⑩障害の理解 | 10 | |
| 医療的ケア | ⑪医療的ケア | 5 | |
| Cパート | 介護 | ⑫介護過程 | 8 |
| ⑬総合問題 | 12 | ||
| 合計 | 125 | ||
(2)一部のパートのみ受験した者
次により、パート別内訳表のうち、受験したパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。
- すべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートごとを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。
- (注意1) 配点は、1問1点でAパートは60点、Bパートは45点、Cパートは20点の125点満点である。
- (注意2) パート合格は、パート合格した試験の翌々年まで有効である。
- (注意3) 不合格となった者についても、(1)②ウによりパートごとの判定を行なう。
- (注意4) (1)②及び(2)については、第39回介護福祉士国家試験から適用する。
合格点・合格率
| 項目 | 第33回 | 第34回 | 第35回 | 第36回 | 第37回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 84,483人 | 83,082人 | 79,151人 | 74,595人 | 75,387人 |
| 合格者数 | 59,975人 | 60,099人 | 66,711人 | 61,747人 | 58,992人 |
| 合格点 | 75点 | 78点 | 75点 | 67点 | 70点 |
| 合格率 | 71.0% | 72.3% | 84.3% | 82.8% | 78.3% |
出典:厚生労働省「第36回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」
出典:厚生労働省「第35回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」
出典:厚生労働省「第34回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」
出典:厚生労働省「第33回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」
※このページ参照元
公益財団法人社会福祉振興・試験センター
