私の介護福祉士国家試験 合格体験記

ここでは、私の 介護福祉士国家試験 合格体験記を記載しています。
何かを始めるのに、年齢・性別、時期などは一切関係ありません。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
介護福祉士を目指す、あなたの挑戦のヒントになればと思い、執筆しました。
ゆっくりご覧ください。
基本情報
- 試験日 :2018年1月28日(日)
- 投稿者 :川口 敏男(サイト管理人)
- 受験資格:実務経験ルート3年
実務者研修修了
実務試験免除 - 受験回数:1回
- 勉強方法:独学
- 勉強期間: 約6ヵ月
- 勉強開始:2017年8月からスタート
使用したテキスト・問題集
私が使用したテキスト・問題集は3冊です。(中央法規出版)
今でも、売り上げシェアNo1の受験対策書です。
やっぱり、中央法規で決まりですね!
- 介護福祉士国家試験 過去問解説集 2018
- 介護福祉士国家試験 受験ワークブック2018 上
- 介護福祉士国家試験 受験ワークブック2018 下

すべての受験対策で、過去問は必須です。「すべての受験勉強は過去問から始まる」といっても過言ではありません。自分なりに過去問を読む・解くなどを繰り返し、試験の傾向を把握するところからスタートすることをおすすめします。(必ず最新の教材をを購入しましょう)
上記の中央法規出版の過去問・テキストは解説がしっかり記載されています。
解説を読むだけでも、受験勉強としてはすごく効率がいいですよ。
下記に、最新のおすすめテキスト・問題集をご紹介しています↓

利用した講座・模擬試験
介護福祉士受験の時は、講座は利用せす、模擬試験のみを利用しました。
模擬試験は、必ず受けておくことをおすすめします!
模擬試験は、本番の体験が出来るだけ手はなく、自分の学習到達度やモチベーションアップなどにも十分有効な手段です。
ここで、私が考える、模擬試験をうけるポイント3つをお伝えします。
①本番の体験をしてくる。
②模試の点数は気にしない。
③学習到達度を確認する。
模試はあくまで、模試です。本番ではありません。
「本番に合格すればそれで良し」です。
今では、介護福祉士受験対策のアプリもありますので是非ご活用下さい。
皆さんも是非、本番までに1回は模擬試験を受講することをおすすめします。
おすすめ模擬試験・アプリ情報はこちら↓
介護福祉士模擬試験2026・介護福祉士アプリ(中央法規出版)
私の合格勉強法 7つのステップ
これは、私が社会福祉士国家試験の時に、実際にやった合格勉強法7つのステップです。
介護福祉士受験対策にも十分当てはまる勉強法です。
皆さんのヒントになれば幸いです。
それでは具体的に見て行きましょう。
- SETP1 勉強時間を確保する
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働きながらの受験だったので、まずは勉強時間を確保するところから始めました。
1日最低2時間を確保し、休みの日は、1日中確保するといった流れです。夜勤明けは、しっかり休んでました。
平日は、仕事が終わって、夕食を食べた後の21時~23時を勉強時間にあてました。
たった2時間でも、1週間にしてみれば14時間もの勉強時間を確保できますね。
14時間もあれば、1科目を一通り学習することは可能です。休日は、1日中勉強時間にあてました。(過去問を集中的に解いてました)
ゲーム・TV・Youtube・飲み会などはちょっと我慢して、必ず集中できる時間を確保することは大切です。(当時、独身でした)
勉強時間を取れなかった日もありましたが、その日はキッパリとあきらめて、「明日頑張ろう」で気持ちを切り替えていました。
まずは、勉強時間を確保するところから始めて行きましょう!
- STEP2 テキスト・講座を購入する
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勉強時間が確保できたら、次は教材選びをしました。
下記が購入した教材です。出来たら模擬試験も受講しましょう。- 介護福祉士国家試験 過去問解説集 2018
- 介護福祉士国家試験 受験ワークブック2018 上
- 介護福祉士国家試験 受験ワークブック2018 下

社会福祉士過去問解説集2014 
受験ワークブック2014(共通科目) 
受験ワークブック2014(専門科目) 選んだポイントはズバリ、社会福祉士受験の時に「一般養成施設の先生に教えてもらった」です。
当時、社会福祉士一般養成施設のスクーリングに参加していました。
その食事交流会の時に、偶然にも、講師の先生が私の前に座って下さり、それがきっかけとなり、一緒に食事をしながら、いろいろ教えてもらいました。みなさんも、教材・講座選びに困ったら上記の教材をおすすめします!
※購入する時は、最新の教材と講座を必ずチェックして下さいね。テキストは、上記の3冊のみ購入し、それ以外の参考書には手を出さずに学習教材を絞り込みました。
合わせて読みたい
【最新】介護福祉士国家試験 おすすめテキスト3選
- STEP3 過去問を解く
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教材が決まれば、次は実際に学習開始です。
社会福祉士受験の時とほぼ同じ勉強法で実践しました。
働きながらだったので、「テキスト等を読んで、問題を解く」という王道パターン(テキスト→過去問)では時間がかかりすぎると思い、
勉強法は、逆の「過去問を解いて、テキストを読む」「過去問→テキスト」という順番で、徹底的に繰り返すという学習をスタートさせました。
やはり、一番効率がよかったです。
さらに、過去問を解いて、過去問に出題された科目の該当箇所をテキストで確認する。
このシンプルな流れで、時間を短縮しながら効率よく学習を進められました。
過去問を解くのは時間がかかるので、まとまった時間がとれる休日に行うことにして
平日は、過去問の解説だけを読んでいました
(これも効果バツグンでしたよ)是非、実践してみてください!
- STEP4 過去問のよくでる問題を
テキストで確認・熟読する -
過去問を解いて、テキストを読む「過去問→テキスト」の順番で勉強を進めていると、過去問の答えや、解説を覚えてくる感じになってきました。
また、各科目のよく出る問題やキーワードなどを把握できるようにもなりました。
では次は、過去問の学習は、週一回程度の学習に抑えて、テキストを熟読するようにしました。
とにかく、テキストを熟読するだけに集中する。
何度も何度も繰り返して熟読する。そうすることで知識の整理が出来、本番に対応できるだけの「盤石な基礎」がここでようやく身に付き始めた感覚がありました。
- STEP5 A4一枚に知識をまとめる
-
STEP4で、過去問やテキストで学習してくと、知識や、暗記をしないといけないキーワードが増えてきました。効率のよい復習の仕方を考えるようになりました。
どうやったら、身に着いた知識を忘れずに暗記し、効率よく学習できないものかと考え、思いついたのが
知識・情報を一元化するでした。やり方はシンプルです。
1科目を A4のルーズリーフ 1枚に集約させることにしました。(裏・表)
時間の無い方は、講座のテキストの余白などに書き込んで一元化してもOKです。
これが、スキマ時間や、試験直前期に大きな威力を発揮しました。
特に、試験直前期は、2週間くらいですべての科目を見直さないといけない時期でもあります。
A4 1枚にまとめていると、それを見る・読むだけでスムーズに復習が出来たからです。
これは是非、やってみて下さい! 驚くべき学習効果がありますよ!
- STEP6 模擬試験を受ける
-
模擬試験は、中央法規主催の模擬試験を1回だけ受講しました。
模試の得点は忘れてしまいましたが、合格点には届いていた記憶があります。
「模試は時間配分だよ」
「模試に決めつけられないように」などのアドバイスをもらって受講しましたのでひどく落ち込むことはなかったです。
再度、ここで、私が考える、模擬試験をうけるポイント3つをお伝えしますね。
①本番の体験をしてくる。
②模試の点数は気にしない。
③学習到達度を確認する。
模試はあくまで、模試です。本番ではありません。
「本番に合格すればそれで良し」です。
本番の訓練になりますので、是非1回は受講しておきましょう。
- STEP7 STEP3~STEP5を繰り返す
-
あとは、ただシンプルに STEP3~STEP5を繰り返すだけを意識してやりました。
自信も少し付いて、模試や問題演習が少し楽しくなってきていたのを覚えています。
失敗したこと
私の失敗談はいくつかありますが
その中で、介護福祉士国家試験の時の、大きな失敗と学びを1つ挙げておきます。
私は、毎回の試験の時は何かしら、しくじっています。
試験当日、乗る電車を間違えました!
乗りなれていない大阪駅のホームで迷ってしまい、試験会場とは逆方向の電車に乗ってしまい、しかも新快速という特急に乗ってしまったので、なかなか降りることが出来ず、慌てて引き返したのを覚えています。(一度、下見しておけばよかったと心底思いました)
その時、改めて、「試験会場の下見は大事だな」いうことを学びました。
みなさんも、「試験会場の下見も受験勉強」ととらえて、しっかり受験勉強をしていただけたらと思います。
試験前日の過ごし方
前日の勉強は、模擬試験を1回解いて、各科目A41枚にまとめたものを読み返して終わりにしました。
残った時間は持ち物チェック(受験票・鉛筆3本ほど・消しゴム・腕時計・鉛筆削り)をして、「明日は、必ず合格する」と決めて、早めに就寝。
緊張もなく、よく眠れました。
前日は、知識の確認程度にし、持ち物チェックをして、気持ちを落ち着かせ早めに就寝することをおすすめします。
ちなみに、当日私が持参した、便利な持ち物として下記をおすすめします。
- 自分が学習で使用した入魂の1冊
- ひざ掛け
- 現金
- チョコレート
- お守り
試験当日
朝5時に起床。
すぐに着替えて、朝食をとり、余裕をもって会場へ向かいました。
向かっている途中、乗る電車を間違えて、大慌てしでした。
(失敗したこと参照)
もちろんテキストなどを読む余裕すらありませんでした。(最悪です)
受験者数などはまったく記憶になく、とりあえず、会場に着くと、すくにトイレの位置を確認して、席に着きました。
すぐに、机の上に必要なもの(受験票や鉛筆・時計など)を用意し、トイレを済ませて静かに待っていました。
本試験がいよいよ始まり、アッと言う間に終わりました。
帰りは、ゆっくり電車に揺られながら帰宅。
合格発表と合格証書
合格発表日、仕事中でしたが、休憩時間にスマホで(公社)社会福祉振興・試験センターのHPにアクセスして確認しました。
スマホをゆっくりスクロールし、受験番号を確認すると…私の受験番号がありました!
ありがとうございます。
これで、「社会福祉士」、「精神保健福祉士」、「ケアマネジャー」、「介護福祉士」という代表的な福祉の国家資格等を手に入れた瞬間でした。
いつも通り、家族や職場の方に報告し、皆から「合格おめでとう」と、喜んでいただけたのを今でも覚えています。
本当に頑張ってよかった!
試験結果
筆記試験得点 95点/125点
合格基準点 77点/125点
後日、合格証書が送られてきました。


合格後にしたこと
介護福祉士になるには、国家試験に合格後、介護福祉士として登録しなければなりません。
登録をして、初めて「介護福祉士」と名乗ることが出来ます。
登録は合格後、必要書類をそろえて、免許税と手数料を支払い、(公社)社会福祉振興・試験センターに申請し、受理されれば登録されます。
(「新規登録の手引」は、合格通知と一緒に同封されています)

- 資格登録申請書
- 登録免許税 9,000円
- 登録手数料 3,320円
(日本国籍の方) - ア 戸籍の個人事項証明書の原本
- イ 戸籍抄本の原本
- ウ 「本籍を記載した」住民票の原本戸籍抄本・外国人の場合は住民票等
(外国籍等の方) - 下記ア、イのいずれか1通
- ア 中長期在留者、特別永住者は、「国籍等を記載した」住民票の原本
- イ 短期滞在者は、パスポートその他の身分を証する書類のコピー
合格・登録後のキャリアは人それぞれで、みんな転職や昇進、結婚まで果たしていました。(羨ましいですね!)
私は、転職や昇進は無かったですが、資格手当をもらうことが出来、給料がアップしました。
みなさんも合格・登録すれば自身のキャリアや可能性は、確実に大きく広がります!
是非、チャレンジをして人生の可能性を広げて行きましょう!
下記に、私のおすすめキャリアアップ転職情報等をご紹介しています↓

最後に、みなさんへのメッセージ
ここまで、読んで下さり、ありがとうございました。
何かを始めるのに、年齢・性別、時期などは一切関係ありません。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
いろんなプロセスの中で、いろんな人と出会ったり、いろんなことを学んだり、感謝したり、
あなたは、確実に成長します。
そして、素敵な介護福祉士になって下さいね。
介護福祉士となった、あなたを待っている方が、必ずいらっしゃいます。
頑張っていきましょう!
ありがとうございました!
また会いましょう~。






