【最新】 過去問の勉強法とは? 社会福祉士国家試験 過去問勉強法を分かりやすく解説

ここでは、私が実際に実践した
「社会福祉士国家試験の過去問勉強法」をお伝えします。
(一部、有料記事となっています)
合格に近道はありません。
合格している方は、皆、自分なりに地道な努力を積み重ねて合格しています。
何かを始めるのに、年齢・性別、時期なども一切関係ありません。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
あなたの挑戦のヒントになれば幸いです。
ゆっくりご覧ください。
社会福祉士国家試験
過去問勉強法 5つのステップ
すべての試験は、過去問中心の勉強が基本です。
私が社会福祉士国家試験の時、過去問を具体的にどのように活用したのかを、これからお伝えします。
(一部、有料記事となっています)
それでは、具体的に見て行きましょう。
STEP 1 過去問1回目
1回目の目的は、「全体を知る」ことです。
過去問から得られる情報はたくさんあります。
過去問から得られる情報
- 問題数
- 出題科目
- 出題実績
- よく出るキーワード
- 問題の問われ方
- 難易度
- 1問あたりにかけられる時間
- 解答方法 など
上記の情報を意識ながら、「問題を読んで、解説を読む」というオーソドックスなやり方でOKです。
1回目は、とりあえず3年分を解きましょう。
(始めは解けなくてOKです)
時間の無い方は2年分でもOKです。
また、意識してほしいのは、「時間をかけない」こと。
サッと読み込むイメージでOKです。
分からない問題が出ても、考えずに進めて下さい。
まずは、全体を知りましょう。
これで、過去問1回目はOKです。
STEP 2 過去問2回目
全体が把握できたら、過去問2回目の目的は、
「出題実績」と「よく出るキーワード」把握し、「学習の優先順位を知る」です。
出題基準はこちら(PDF)(公)社会福祉振興・試験センターHP
例えば、「地域福祉と包括的支援体制」では、出題実績として、出題範囲の中項目「地域福祉の推進主体」から毎年1問出題されています。
「よく出るキーワード」はその中でも、「社会福祉協議会」「民生委員」「共同募金」などがよく出題されていることが分かります。
「福祉における財源」からは「地方財政の状況」(地方財政白書)から、毎年1問出題されています。
よくでるキーワードは「民生費」が問われていることも分かります。
さらに、毎年出題されている項目は
「福祉計画の意義・目的と展開」からも毎年1問出題されています。
よくでるキーワードは「地域福祉計画」「地域福祉支援計画」などが出題されています。
「包括的支援体制」からも2年連続の出題実績があります。
よくでるキーワードとしては、「重層的支援体制整備事業」「地域共生社会の実現」などがキーワードになっています。
科目のタイトルにもなっているため、今後も出題される確率は高いです。
「ソーシャルワークの理論と方法」では、「ソーシャルワークの様々な実践モデルとアプローチ」から毎年出題されています。
よくでるキーワードは「生活モデル」「ストレングスモデル」「課題中心アプローチ」など実践モデルとアプローチの種類が毎年出題されています。
「刑事司法と福祉」では、更生保護制度の団体・専門職等の役割と連携から出題頻度が高いです。
よくでるキーワードとしては、「保護司」「更生保護女性会」「保護観察官」などがよく出題されています。
「権利擁護を支える法制度」では、「成年後見制度の概要」や「成年後見制度の最近の動向」から、毎年出題されています。
よくでるキーワードは、「後見の概要」、「補助の概要」、「成年後見制度利用促進法」、そして「意思決定支援」などがよく出題されています。
「社会保障」では、社会保障制度の体系が毎年出題されています。
よくでるキーワードとしては、「年金保険制度の概要」「労災保険制度と雇用保険制度の概要」が毎年出題されています。
このような形で実践していくと、「出題実績」と「よく出るキーワード」を把握することができます。
つまり、「出題実績」と「よく出るキーワード」から学習の優先順位を把握し、優先順位が高い項目から学習を開始する
これが、効果的な受験対策につながります。
STEP 3 過去問3回目
過去問3回目の目的は「情報を一元化する」です。
過去問2回目で、出題実績とよく出るキーワードが把握できたら、その情報を一元化していきます。
やり方はシンプルです。
「過去問をもう一度見ながら、一つの科目をA41枚~3枚程度によく出るキーワードを書き出します」
こんな簡単な感じでOKです↓(あくまで一例です)

これを実践すると、各科目の頻出キーワードが1枚~3枚程度で確認できる上、
短時間で復習できることになり、暗記にも絶大な効果を発揮します。
さらに、持ち運びも便利なので、スキマ時間の学習にも大きな効果を発揮します。
この効果は絶大でしたよ!
STEP 4 過去問4回目
過去問4回目のポイントは、
実際に過去問を「解説から問題」を解いていきます。
具体的には、下記の様に実践していきます。
- 解説から問題を解く
(STEP3を平行しながら解く) - 一つの肢ずつしっかりと解説を読み、その肢の問題を解く
- 3回繰り返す
解説から問題を解くと、しっかりインプットができる上に、解くスピードは速くなります。
これも当時、仕事をしながら勉強していた私にとって、最高の過去問のやり方でした。
シンプルに3回繰り返しました。
もし、本当に時間が無い方は、このSTEP4だけを徹底的にやっても効果はあります。
STEP 5 過去問5回目
最後のSTEPは、実際に本番のように問題から解くです。
(私は直前期にやりました)
ここまで過去問を繰り返すことが出来れば、試験の傾向や出題実績、よく出るキーワードなを把握できている状態であり、基礎的な知識もインプットも出来ているという状態になります。
もし、過去問を繰り返したが、知識がまだインプット出来ていないと感じる方は、STEP1に戻って、シンプルに実践して行きましょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
「過去問の学習法」をまとめると下記になります。
合格に近道はありません。
合格している方は、皆、自分なりに地道な努力を積み重ねて合格しています。
何かを始めるのに、年齢・性別、時期なども一切関係ありません。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
頑張って行きましょう。
ありがとうございました。
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