【最新】 過去問の勉強法とは? 精神保健福祉士国家試験 過去問勉強法を分かりやすく解説

ここでは、「精神保健福祉士国家試験の過去問勉強法」をお伝えします。
過去問の活用法に悩んでいる方は是非、ご覧ください。
- 精神保健福祉士国家試験 過去問勉強法
私が、実際に実践して効果のあった方法です。
合格に近道はありません。
合格している方は、皆、自分なりに地道な努力を積み重ねて合格しています。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
あなたの挑戦のヒントになれば幸いです。
ゆっくりご覧ください。
社会福祉士国家試験
過去問勉強法 3つのステップ
すべての試験は、過去問中心の勉強が基本です。
私は「過去問を解いてテキストを読む」という順番で学習しました。
(私の合格体験記 参照)
その時、過去問を具体的にどのように活用したのかを、これからお伝えようと思います。
具体的に勉強法を見て行きましょう。
まず、過去問を解くのは、3年分で十分です。
(時間の無い方は、2年分でもOKです)
それを3回繰り返すことからスタートしましょう。
おすすめ過去問解説集はこちら↓
過去問1回目
1回目は、とりあえず3年分を解きましょう。
(始めは解けなくてOKです)
1回目の目的は、全体を知ることです。
過去問から得られる情報はたくさんあります。
過去問から得られる情報の例
- 問題数
- 出題科目
- 出題実績
- よく出るキーワード
- 問題の問われ方
- 難易度
- 1問あたりにかけられる時間
- 解答方法 など
これらの情報を意識ながら、「問題を読んで、解説を読む」というオーソドックスなやり方でOKです。
1回目で意識してほしいのは、「時間をかけない」こと。
サッと読み込むイメージでOKです。
分からない問題が出ても、考えずに進めて下さい。
まずは、全体を知りましょう。
これで、過去問1回目はOKです。
おすすめ過去問解説集はこちら↓
過去問2回目
全体が把握できたら、過去問2回目の目的は、「出題実績」と「よく出るキーワード」把握し、「学習の優先順位を知る」です。
出題基準はこちら(PDF)(公)社会福祉振興・試験センターHP
例えば、「地域福祉と包括的支援体制」では、出題実績として、出題範囲の中項目「地域福祉の推進主体」から毎年1問出題されています。
「よく出るキーワード」はその中でも、「社会福祉協議会」「民生委員」「共同募金」などがよく出題されていることが分かります。
さらに、毎年出題されている項目は
「福祉における財源」からは「地方財政の状況」(地方財政白書)から、毎年1問出題されています。
よくでるキーワードは「民生費」が問われていることも分かります。
「福祉計画の意義・目的と展開」からも毎年1問出題されています。
よくでるキーワードは「地域福祉計画」「地域福祉支援計画」などが出題されています。
「包括的支援体制」からも2年連続の出題実績があります。
よくでるキーワードとしては、「重層的支援体制整備事業」「地域共生社会の実現」などがキーワードになっています。
科目のタイトルにもなっているため、今後も出題される確率は高いです。
専門科目を見ていくと
精神医学と精神療法では、「精神疾患の治療」から「精神療法」について毎年出題されています。
よくでるキーワードとしては。「認知行動療法」「SST」「来談者中心療法」「森田療法」「箱庭療法」などがキーワードとなっています。
精神保健福祉の原理では、「障害者福祉の理念」が毎年出題されています。
キーワードは「エンパワメント」「レジリエンス」「リハビリテーション」「ノーマライゼーション」「自立支援」などがキーワードとなっています。
さらに、「精神保健福祉士の機能と役割」から「精神保健福祉士法」も毎年の出題があります。
キーワードは「誠実義務」「秘密保持義務」「信用失墜行為の禁止」「連携義務」「精神保健福祉士の役割」などがキーワードとなっています。
このような形で実践していくと、学習の優先順位を把握することができます。
つまり、「出題実績」と「よく出るキーワード」から学習の優先順位を把握し、優先順位が高い項目から学習を開始する
これが、効果的な受験対策につながります。
過去問3回目
実際に過去問解いていきます。
ここでのポイントは
- 解説から問題を解く
- 一つの肢ずつしっかりと解説を読み、その肢の問題を解く
- 3回繰り返す
これをやると、しっかりインプットができる上に、解くスピードは速くなります。
これも当時、仕事をしながら勉強していた私にとって、最高の過去問のやり方でした。
あとは、シンプルに3回繰り返しました。
これで過去問は、合計で5回ほど繰り返したことになります。
ここまで過去問を繰り返すことが出来れば、試験の傾向や出題実績、よく出るキーワードなを把握できている状態であり、基礎的な知識もインプットも出来ているという状態になります。
あとの2回(6回目 7回目)は実際に本番のように問題から解くといった流れで進めていきました。(私は直前期にやりました)
もし、7回繰り返したが、知識がまだインプット出来ていないと感じる方は、さらに繰り返して行きましょう。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
合格に近道はありません。
合格している方は、皆、自分なりに地道な努力を積み重ねて合格しています。
何かを始めるのに、年齢・性別、時期なども一切関係ありません。
あなたが「チャレンジする」と決めた日が、スタートの日です。
頑張って行きましょう。
ありがとうございました。
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